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シナモンについてよく知ろう！

●シナモンとは？

シナモンは、クスノキ科ニッケイ属の樹皮から採られる香辛料。くるくると巻かれた「シナモンスティック」とパウダー状で容器に入った「シナモンパウダー」がおなじみですが、シナモンの木の樹皮をはぎとって乾燥させたものが「スティック」、粉末にしたものが「パウダー」です。日本では珍しいですが、葉もティーにしたり、ハーブのベイリーフのように料理に使ったりでき、樹皮とはまた違った爽やかで甘い香りが好まれています。甘く、エキゾチックで、どこか神秘的。シナモンは昔から世界中を虜にしてきたスパイスのひとつです。

●漢方薬としても有名

健康に役立つ多くの効果があるといわれるシナモン。薬効の幅が広く、さまざまな生薬と組み合わせて漢方薬にもなっています。シナモンは、体の冷えを取り除き、血の巡りをよくすると言われていて、冷え性などに悩む女性を中心に注目され、習慣化されている方が増えています。

●シナモンに含まれる栄養素 ※1包(2g)あたり

エネルギー　7kcal
たんぱく質　0.1g
炭水化物　1.6g
脂質　0.1g
カルシウム　24mg
マグネシウム　2mg
マンガン　0.8mg
鉄　0.1mg
出典：文部科学省食品成分データベース

シナモンティーの美味しい飲み方

●急須でお飲みになる場合

ティーバッグを入れた急須に沸騰したお湯を注ぎます。約3分程でお飲みいただけます。

●煮出してお飲みになる場合

水にティーバッグを入れ、沸騰後弱火で3分程煮出します（1包に対して500mlが目安になります）。
そのままでも、冷やしても、薫り高くコクのあるシナモンティーをお飲みいただけます。
色濃く煮出すとさらに美味しく。
紅茶等あなただけのブレンドで。

●アイスティーでお飲みになる場合

煮出した後、ティーパックを入れたまま30分ほど冷まし、パックを取り出して冷蔵庫で冷やしてください。
アイスシナモンティーとしてお楽しみいただけます。

世界自然遺産 屋久島は、薬島と呼ばれていたといわれています。薬島の栽培が盛んだったためで、鹿児島では薩摩藩の時代から漢方の原料植物の研究と栽培が積極的におこなわれてきました。
鹿児島の薬草について興味を持った私は、薩摩藩が鹿児島の薬用植物についてまとめた江戸時代の書籍「質問本草」より、ある樹木の記載を見つけ興味を持ちました。これを現代風のハーブティーにできれば、老若男女問わずみんなに親しまれる鹿児島の新しい特産品になるのではと思い、多くの皆様のご協力をいただき『鹿児島シナモンティー』として製品化に成功いたしました。おかげ様で健康を気づかう女性を中心に支持され、人気商品に育っております。
私たちはこれからも地域で忘れられようとしている食材に光を当て、新しい特産品の開発と提供を続けていきます。

薩摩藩では、400年ほど前から漢方の原料植物の研究を進め、100種類以上の薬用植物の効能について中国の学者に質問し、その答えを「質問本草」という1冊の本にまとめました。鹿児島県産「シナモン」の商品化に取り組む世紀産業株式会社は、先人たちの知恵に学び、鹿児島の新しいマーケティング戦略を研究している鹿児島大学と仙巌園の協力を得て、共同マーケティング戦略商品「鹿児島シナモン」を開発しました。

第2回かしん創業プラン大賞 奨励賞
「気仙茶（けせんちゃ）製造販売事業」／平成26年5月

2016かごしまの新特産品コンクール 鹿児島県観光連盟会長賞
「鹿児島シナモン紅茶」／平成28年5月

第11回鹿児島県新作観光土産品コンクール 明治維新150年記念特別賞
「西郷の黒糖シナモンバターサンド」／平成30年3月

全国観光土産品公正取引協議会認定
「鹿児島シナモンストレートティー」「鹿児島シナモン紅茶」／平成29年3月